宇多津町のうたづ臨海公園内で3月20日にオープンする四国水族館のマスコットキャラクターの愛称が「しゅこくん」に決まった。モチーフの「シュモクザメ」と「四国」を掛けた名前で、事業主体の四国水族館開発(宇多津町)が8日に町役場で発表。着ぐるみの「しゅこくん」も出席し、「水族館の“宣伝隊長”として頑張るよ」と谷川町長にアピールした。


愛称が決まって喜ぶ四国水族館のマスコットキャラクター「しゅこくん」=宇多津町役場


 マスコットキャラクターは、四国水族館開発が昨年10月に四国水族館の目玉展示の一つ、シュモクザメをモチーフとしたデザインを発表し、昨年11月まで愛称を募集。北海道から沖縄まで全国から4604点の応募があり、四国水族館開発は命名者を高松市の岡田楓来さん(6)に決めた。かわいらしい響きになるよう、シュモクザメと四国を掛け合わせたという。

 8日は四国水族館の松沢慶将館長らが町役場を訪問。頭に友達のエイを乗せた「しゅこくん」は、四国水族館開発の広報担当の通訳で「待ちに待った名前が決まってうれしい。いろいろな人に愛される水族館になるようにPRを頑張るよ」と決意表明し、谷川町長に特大の名刺を手渡した。町長は「ようこそ宇多津町へ。オープンに向けてPRをよろしくお願いします」と激励した。

 「しゅこくん」は水族館のPRキャラバンとして10日、県庁に浜田知事を表敬訪問する予定。その後も四国内を巡って水族館をアピールする。

(四国新聞・2020/01/09掲載)


関連情報