“春色”鮮やか　まんのう公園

　4日は二十四節気の「立春」。暦の上では春の始まりとされる。暖冬の傾向が続く中、まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園では菜の花が咲き始めた。来園者は鮮やかな黄色に彩られた園内を散策し、一足早い春を楽しんでいる。

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　京都府から妻や愛犬と訪れた奥田利幸さん（54）は「こんなに早く菜の花が咲いているとは。きれいで癒やされる」と喜んでいた。

　国営讃岐まんのう公園によると、現在は五分咲きで、今週末から来週にかけて見頃を迎えるという。3月中旬まで70万本の菜の花を楽しむことができそうだ。

　3日の県内は、南から暖かい空気が流れ込んだ他、時折日照もあり、高松の最高気温は12・7度（平年9・2度）と3月上旬並みだった。4日は高気圧に覆われて晴れ、高松の予想最高気温は11度と、引き続き平年を上回る見込み。

（四国新聞・2020/02/04掲載）

国営讃岐まんのう公園

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