「成長した歌声届けたい」 ソプラノ・田井友香(三木出身)が公演 9日・さぬき
三木町出身のソプラノ歌手、田井友香のリサイタルが9日、さぬき市鴨庄の市志度音楽ホールで開かれる。日本やドイツなど3カ国の歌曲に加え、オペラの名曲といった声楽の魅力が詰まった構成。田井は「プロとして臨む初のリサイタル。この1年間の成長を見せられれば」と意気込んでいる。
田井は1993年生まれ。高松一高、東京芸大を経て東京芸大大学院を修了した。第35回香川音楽コンクール大学一般の部で1位に輝くなど国内のコンクールで入賞を重ね、昨年サンポートホール高松であった公演でプロデビュー。現在は東京を拠点に精力的に活動している。
プログラムは2部構成で、親しみやすい曲を集めたという。1部は山田耕筰「からたちの花」やシューベルト「魔王」などを選曲。メインとなる2部は、ベルディの歌劇「リゴレット」からアリアと重唱の3曲を取り上げる。田井がストーリー解説も行う予定で「物語の情景を浮かべやすい構成。オペラの魅力を感じてほしい」と話している。
賛助出演は観音寺市出身の田中夕也(バリトン)、ピアノは高松市出身の香川明美。公演は、志度音楽ホールが香川ゆかりの音楽家を招く「ニュー・アーティスツ・リサイタル」の34回目として実施する。
14:00開演。入場料は千円。問い合わせは志度音楽ホール、電話087-894-1000。
(四国新聞・2020/02/06掲載)
ニュー・アーティスツ・リサイタル
所在地 | 香川県さぬき市鴨庄4610-44 |
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開演時間 | 14:00開演 |
入場料 | 千円 |
TEL | 087-894-1000 |