「白峯山の相模(さがん)坊天狗(ぼうてんぐ)」の伝承にちなんだ「坂出天狗まつり」が8、9の両日、坂出市の松山地区で開かれる。今年30回目の節目を迎え、伝承ゆかりの白峯寺を目指すウオークや海岸沿いを走るマラソンなどで地域を盛り上げる。

 「古(いにしえ)のロマンのまち さかいで」をPRしてにぎわいを創出しようと、実行委(藤井正和会長)が毎年開催。8日12:10からの「テングウオーク」で幕開けし、高屋町の松山小学校を出発、西行法師の道を通って白峯寺と白峰御陵までを往復する約10・9キロを歩く。15:00からは大屋冨町の相模坊で「相模坊まつり」があり、10種類の具(テング)が入った天狗うどんの接待や餅投げ、鴨川福神太鼓の演奏などを行う。

 9日は林田町の林田運動公園発着で「坂出天狗マラソン」があり、9:00の開会式の後、15キロの部と5キロの部を順次スタート。林田運動公園に「天狗村」を開村し、ステージイベントや特産品の直売などを行う。

 テングウオークは当日参加が可能(無料)。問い合わせは市にぎわい室の実行委事務局、電話0877-44-5015。

(四国新聞・2020/02/07掲載)


坂出天狗まつり


関連情報