瀬戸フィルハーモニー交響楽団のコンサートが16日、まんのう町生間の町民文化ホールで開かれる。耳なじみのある弦楽合奏の名曲を取り上げるほか、高松市出身のユーフォニアム奏者・佐藤采香と共演し、弦楽器との協奏曲を奏でる。


瀬戸フィルハーモニー交響楽団の公演(資料)


 プログラムは4曲。モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の全楽章や、ビバルディの「四季」より「春・冬」などの弦楽合奏曲を披露する。佐藤は師事するスイスの作曲家オリバー・ベースピが作曲した難曲「ユーフォニアム協奏曲」に挑戦。伴奏が弦楽器のみと珍しい曲で、瀬戸フィルハーモニー交響楽団によると日本では初演となる。指揮は小森康弘、編成は約30人。


佐藤采香


 佐藤は2018年にフィンランドで開かれた「リエクサ国際コンクール」のユーフォニアム部門で日本人として初優勝。現在はスイスのベルン芸術大修士課程で学んでいる。

 コンサートはまんのう町が毎年開く「森のコンサート」の22回目として実施する。

 14:00開演。入場料は一般1000円ほか。問い合わせはまんのう町教委、電話0877-89-7100。

(四国新聞・2020/02/13掲載)

瀬戸フィルハーモニー交響楽団のコンサート


所在地 香川県仲多度郡まんのう町生間415-1
開演時間 14:00開演
入場料 一般1000円ほか
TEL 0877-89-7100


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