丸亀シティフィルハーモニックオーケストラ(MCO)が23日、第18回目となる「まるがめクラシックギャラリーコンサート」を丸亀市綾歌町のアイレックスで開く。今回は地元のジュニア合唱団や有志メンバーと共演し、合唱音楽の魅力に迫る。


丸亀シティフィルハーモニックオーケストラ(資料)


 プログラムは2部構成で、前半は丸亀市の「コーロ・デル・クオーレ」など中西讃のジュニア合唱団4団体から集まった約30人とコラボレーション。「ふるさとの四季」と題した唱歌のメドレーやアンジェラ・アキの「ふるさとの色」など世代を超えて愛される歌に合わせ、管弦楽を演奏する。


松下京介  ⒸBANAZO


 後半は本公演のために公募した丸亀市の合唱愛好家有志約30人でつくる「丸亀フェスティバルコーラス」が出演、混声4部合唱を聴かせる。曲は19世紀の欧州で活躍した作曲家4人の有名な歌劇から選び、ビゼー「カルメン」より「前奏曲」ほか、ベルディ「椿姫」より「乾杯の歌」などを日本語で歌う。ほかにマスカーニとボロディンの楽曲も取り上げ、約10曲を披露する。

 MCOは2003年に設立された市民オーケストラで、今回は約50人が出演。指揮はMCOの演奏会で共演を重ねるさぬき市出身の松下京介が務める。

 14:00開演。会場は大ホール。入場料は一般2千円ほか。問い合わせはアイレックス、電話0877-86-6800。

(四国新聞・2020/02/20掲載)

まるがめクラシックギャラリーコンサート


所在地 香川県丸亀市綾歌町栗熊西1680番地
開演時間 14:00開演
入場料 一般2千円
TEL 0877-86-6800


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