坂出市在住のチェロ奏者・片山智夫が22日、高松市のサンポートホール高松でコンサートを開く。ベートーベンのチェロソナタを中心にしたプログラムで、柔らかく深みのある音色を奏でる。


片山智夫(左)と藤川孝子


 片山は1969年生まれ。音楽教室で講師を務める傍ら、県内で年に数回演奏会を開き、ピアニスト・藤川孝子(高松市)とともにチェロとピアノのための曲を紹介している。本公演は今年生誕250年を迎えるベートーベンの曲を味わってもらおうと企画した。

 プログラムは4曲。メインに据えるベートーベン初期の作品「チェロソナタ第2番」では、重厚で叙情的な音色を響かせる。このほかウェーベルンの「3つの小品」やシベリウスの「マリンコニア」も取り上げる。

 片山は「室内楽のような雰囲気でベートーベンらの作品を味わってほしい」と話している。

 18:30開演。会場は第2小ホール。入場料は2000円。問い合わせは片山、電話090-9453-1969。

(四国新聞・2020/02/20掲載)

チェロ奏者・片山智夫 コンサート


所在地 香川県高松市サンポート2-1 第2小ホール
開演時間 18:30開演
入場料 2000円
TEL 090-9453-1969


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