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チケットの払い戻し、問い合わせはレクザムホールサービスセンター、電話087-823-5023まで。

 「かがわジュニア・フィルハーモニック・オーケストラ(KJO)」の指導者らでつくる「かがわ・F・チェンバーオーケストラ(KFC)」の演奏会が3月1日、高松市玉藻町のレクザムホールで開かれる。県内で後進の指導に当たるベテランと、故郷を離れて研さんを積む音楽家が集まり、春らしい弦楽アンサンブルの響きを届ける。


かがわ・F・チェンバーオーケストラの公演(資料)


 KFCは、KJOの音楽監督を務めるバイオリン奏者で、県文化功労者の福崎至佐子を中心に2016年から演奏会を開催。弦楽アンサンブルによるクラシックの魅力を伝えている。


左から山本祐ノ介、福崎至佐子、松村由紀


 4回目となる今回は、福崎やKJO永久桂冠指揮者・故山本直純の次男で、チェロ奏者の山本祐ノ介ら香川ゆかりの27人が出演。ソリストにいずれもバイオリン奏者の山中香林、松村由紀、矢吹日和子、中村羽沙のKJO卒団生ら4人を迎える。


左から山中香林、中村羽沙、矢吹日和子


 プログラムは4曲。春にちなんだ曲のほかクラシックの名作を集め、過去の公演でも披露したヨハン・シュトラウス2世「春の声」や、ドボルザークの「弦楽セレナード」などを選曲。ソリスト4人が華やかに音色を重ねるビバルディの「4つのバイオリンのための協奏曲」は聴きどころ。クラシック音楽に親しんでもらおうと、演奏の合間には山本による解説もある。

 13:30開演。会場は小ホール。入場料は一般1500円ほか。問い合わせは県民ホールサービスセンター、電話087-823-5023。

(四国新聞・2020/02/27掲載)

「かがわ・F・チェンバーオーケストラ(KFC)」演奏会


所在地 香川県高松市玉藻町9-10 小ホール
開演時間 13:30開演
入場料
一般1500円ほか
TEL 087-823-5023


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