早くも春らんまん　黄の花びら咲き誇る　まんのう公園でスイセン

　香川県仲多度郡まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で、スイセンの一種「ブラッケンハースト」が見頃を迎えている。来園者は立ち止まって眺めたり写真に収めたりして、自然美を堪能していた。

オレンジ色の副花冠と黄色の花びらが特徴的な「ブラッケンハースト」＝まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園

　国営讃岐まんのう公園では「飛竜の花道」で70品種20万本のスイセンを栽培。このうち約200平方メートルのエリアでブラッケンハーストを育てている。黄色の花びらと、内側にあるオレンジ色の副花冠が特徴で、今年は暖冬の影響で例年より1週間ほど早い見頃となった。4月初旬まで楽しめるという。

　家族で訪れていた善通寺市善通寺町の看護師平田岬さん（22）は、「最近は外出を控えていたが、スイセンを見てやっと春を感じられた」と笑顔で話していた。

　20日は9:30～12:00の間、来園者に菜の花のブーケをプレゼントする。

（四国新聞・2020/03/20掲載）

国営讃岐まんのう公園

国営讃岐まんのう公園