愛らしいルピナス見頃　善通寺・五岳の里

　善通寺市吉原町の善通寺五岳の里・市民集いの丘公園で「ルピナス」が見頃を迎えている。空に向かって真っすぐに伸びたユニークな姿をした紫色の花が、園内を気品あふれる雰囲気に包んでいる。

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　ルピナスはマメ科の植物。フジの花を逆さまにした形に似ており、「ノボリフジ」とも呼ばれる。善通寺五岳の里・市民集いの丘公園では「花咲き棚田」で約1200本を栽培している。

　今年は暖冬の影響で、見頃が1カ月ほど早くなり、4月下旬まで楽しめるという。北米原産の一年草「ネモフィラ」も見頃になっており、展望台「花見台」から見下ろすと、ルピナスの紫色とネモフィラの水色の競演が見られる。

　子どもと一緒に訪れた善通寺市上吉田町の村田真弓さん（39）は「間近で花を見るとさまざまな特徴が分かって興味深い。また桜が咲く頃に家族で来たい」と話していた。

（四国新聞・2020/03/25掲載）

善通寺五岳の里・市民集いの丘公園

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