「金運のまち」観音寺の関連グッズ大集合―。香川県観音寺市有明町の道の駅ことひきの売店に、金運アップにちなんだ商品を集めたコーナーがお目見えした。金色の水引アクセサリー、金をあしらったキーホルダーやストラップ、珍しいものでは財布や宝くじを寝かせて金運を呼ぶミニ布団などが並び、買い物客の目を引いている。


金運アップにちなんだ多彩な商品を集めた特設コーナー=香川県観音寺市有明町、道の駅ことひき

金運アップにちなんだ多彩な商品を集めた特設コーナー=香川県観音寺市有明町、道の駅ことひき


 観音寺市内の商店などの有志が「金運のまち」をアピールするため、関連グッズの特設コーナーを作ることを道の駅ことひきに提案し、3月末に開設。4月から本格的に販売を始めた。

 水引アクセサリーは結納センターつちだ(香川県観音寺市豊浜町)が出品。「結納飾りなどに使う水引を身近に」と近年展開しているブローチやイヤリング、ブレスレットを金色に加工した商品を取りそろえたほか、新たに金運のわらじのストラップをラインアップに加えた。

 オオサカヤ(香川県観音寺市観音寺町)は、寛永通宝、招き猫をそれぞれモチーフにしたストラップを売り出している。寛永通宝のストラップは金色の砂の滑り止め付きで合格祈願にもお薦めという。創作工房どい(香川県観音寺市古川町)は、金箔(きんぱく)を封じ込めたグラスのお守りやキーホルダー、かぶせガラスで作った砂絵キーホルダーを扱っている。

 財布や宝くじなどを寝かせるミニ布団は山福製綿(香川県観音寺市豊浜町)が製造。ほかに寛永通宝の柄の綿入り膝掛けなども置いており、手作りで丁寧に仕立ててある。

 飲食物では、伊吹島産のいりこを使って焼き上げた煎餅や「天空の鳥居」の麓で作っているという煎餅、伊吹いりこと白みそを使った濃縮だしなどを取りそろえている。

 コーナーの後部には赤い鳥居を作り、金地に「金運の街」と大書した看板をつり下げた。観音寺の金運スポットを案内するパネルも展示し、2013年に「ロト7(セブン)」で1等8億円が2口出た宝くじ売り場「観音寺チャンスセンター」などを紹介している。

(四国新聞・2020/05/16掲載)

道の駅ことひき


所在地 香川県観音寺市有明町3-37
営業時間 9:00~17:00


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