夜の丸亀城を多彩な光で彩る「丸亀城キャッスルロード」(丸亀市観光協会主催)が12日始まった。大手門から天守まで続く坂道や石垣をイルミネーションや竹明かりなどでライトアップし、城内は光と影が織りなす幻想的な雰囲気に包まれた。11月23日まで。


丸亀城の大手門に映し出された白鳥=香川県丸亀市一番丁

丸亀城の大手門に映し出された白鳥=香川県丸亀市一番丁


 4回目の今年は、市内の切り絵作家の田端五郎さんが制作した白鳥や天守などの作品がお目見え。国重要文化財の大手一の門とすぐ横の枡形石垣に投影され、来場者を迎えている。

 急勾配で知られる見返り坂は、頭上の樹木や路面が緑や青色などに照らされ、光のトンネルに変身。その先に続く坂道の脇の石垣には、色とりどりの丸い菓子「おいり」をイメージした明かりが浮かんだ。

 来場者はさまざまな光に導かれて城内を歩き、暗闇に浮かび上がる石垣などの美しさを楽しんだ。

 点灯時間は17:00から21:00まで。土日祝日には天守を夜間開館する(入館料が必要)。問い合わせは丸亀市観光協会、電話0877-22-0331。

(四国新聞・2020/09/13掲載)


丸亀城

丸亀城キャッスルロード2020


会期 2020/9/12(土曜日)~11/23(月曜日・祝日)
会場 丸亀城(香川県丸亀市一番丁)
点灯時間 17:00~21:00
※土日祝日の16:30~21:00は天守を夜間開館(要入館料/大人200円、小人100円)

TEL 0877-22-0331(丸亀市観光協会)


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