高松市塩江町の最明寺(堀川昌海住職)で、秋の訪れを告げるハギが見頃を迎えている。境内を彩る白や赤紫色のかれんな花が、参拝者らの心を和ませている。見頃は今月末まで。


境内を赤紫色に彩る最明寺のハギ=高松市塩江町


 ハギは豆科の低木。最明寺には境内一円にハギが植えられており、ハギの名所として知られている。

 今年は8月下旬から咲き始め、現在は七分咲き。朝早くから大勢の参拝者らが訪れ、写真に収めたり、本堂で抹茶やおはぎを味わったりしながら、山里の初秋を満喫していた。

 最明寺は「山寺ならではの季節感を楽しみながら、ゆっくりとくつろぎ、心を癒やしてもらえれば」としている。問い合わせは最明寺、電話087-897-0118。


(四国新聞・2020/09/16掲載)


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