人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクター「ヤドン」と触れ合うイベント「ヤドンパラダイス」(香川県観光協会主催)が26日、香川県宇多津町のうたづ臨海公園で始まった。ヤドンの着ぐるみとの記念撮影やクイズ大会などが行われ、香川県内外から駆け付けたファン約400人は楽しいひとときを過ごした。27日まで。


ヤドンの着ぐるみにスマートフォンを向ける親子ら=香川県宇多津町、うたづ臨海公園

ヤドンの着ぐるみにスマートフォンを向ける親子ら=香川県宇多津町、うたづ臨海公園


 ヤドンは、うどんと響きが似ていることから、香川県はこれまでに多彩なコラボ企画を展開。2018年にはポケモン(東京)と協定を結び、「うどん県PR団」にも任命されている。今回は県内に足を運び、特産品や風景にも興味を持ってもらおうと企画した。

 記念撮影は8月にヤドンをデザインしたマンホールのふたが設置された付近で開かれ、親子らはヤドンが登場すると、大きな歓声を上げて出迎え。ヤドンのデザイン入りのTシャツを着たり、縫いぐるみを持ったりしてポーズを決め、記念の1枚を喜んでいた。

 クイズ大会では、ヤドンのほか、瀬戸内国際芸術祭や四国八十八カ所霊場巡りなど香川にちなんだ問題が出題された。

 27日は10:00から16:00まで。当日参加可能だが、新型コロナウイルス感染予防のため入場者数の制限を実施している。

 ヤドンパラダイスは今後、11月21、22の両日に丸亀市民ひろば(香川県丸亀市大手町)、12月12、13の両日に高松シンボルタワー(香川県高松市サンポート)で開催される。

(四国新聞・2020/09/27掲載)



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