もちもち食感を楽しんで-。うどん用県産小麦・さぬきの夢を皮に使った「讃岐餃子」が誕生した。11月1日から来年2月12日までの間、香川県内の中華料理店など計18店がキャンペーンを展開。オリーブ豚や県産野菜など独自の具材を包んだ各店オリジナルの餃子を提供する。


「さぬきの夢」を皮に使い、もちもち感が特徴の「讃岐餃子」


 香川の食の魅力を県内外に発信する「かがわの食HAPPYプロジェクト」の一環。讃岐うどんに続く新たな香川の名物を生み出し、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けている飲食店を応援しようと、県中華料理生活衛生同業組合(高照恵理事長)が企画し、各地でブームとなっているご当地餃子に白羽の矢を立てた。

 讃岐餃子は、うどん県らしさをアピールするため、「さぬきの夢」をブレンドして作った皮を使用することと、具材には県産食材を積極的に使うことが“ルール”。

 キャンペーンに参加する18店が提供する餃子は焼き、水、蒸しなどさまざま。豚ミンチや白菜などを使った定番から、瀬戸内産レモンを使ってさわやかに味付けたり、ラー油の利いた四川風のソースを絡めたりと工夫を凝らしている。

 28日に企画を発表した高理事長は「讃岐うどんのように普及してもらえれば。各店ともコロナの感染対策を行っているので、店を巡って自慢の味を味わってほしい」と呼び掛けた。販売期間中、讃岐餃子3食分を注文すれば、食事券が当たるキャンペーンを実施する。問い合わせは県中華料理生活衛生同業組合、電話087-822-2525。

 讃岐餃子の提供店は次の通り。

 【高松市】中国料理青山、こだわりラーメンあぶらや、日本料理新、中国料理永華、本格中華ニュー雅園、中国料理華宮、チャイナキッチン弘、琥珀、中華料理彩宴、廣東料理中国酒家、China長江柳迫店、szechwan restaurant陳、中国料理桃花苑、中国料理桃妃、中国料理北京本館、ChinaDiningMeiWei、中華よこはま亭【宇多津町】中国麺青龍

(四国新聞・2020/10/29掲載)


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