香川県丸亀市綾歌町のテーマパーク「ニューレオマワールド」で1日、中四国で最大規模の250万球の発光ダイオード(LED)が園内を彩る「レオマウインターイルミネーション」が始まった。今年は新たに、児童文学の名作「不思議の国のアリス」の名シーンに入り込んだような体験ができる企画が登場した。


10万球のLEDが輝く高さ23メートルのクリスマスツリー=丸亀市綾歌町、ニューレオマワールド


 園内は赤や紫、青、緑、白といった色とりどりの光がきらめき、家族連れやカップルらを魅了している。お目見えした高さ23メートルの大きなクリスマスツリーは、10万球の明かりで彩られている。

 昨年まで「アリス」のキャラクターをかたどったランタンをメリーゴーラウンド周辺に飾っていたが、今年はさらに趣向を凝らした企画を用意。ハートの女王やイモムシなどが出てくるシーンをモチーフにした5カ所の展示を歩いて巡ってもらい、その道中にランタンを置き、アリスの世界観を演出している。白ウサギを追って穴に落ちるシーンの展示では、代わりにトンネルをくぐる仕掛けを取り入れ、子どもが楽しそうにくぐり抜けていた。

 点灯式が1日にあり、園のキャラクターのペディーとポーリーがクリスマスツリーの前で点灯スイッチを押すと、園内に光の世界が広がっていった。

 点灯期間は来年2月28日まで。期間中、3Dプロジェクションマッピングと花火のショー、パレードなどのイベントがある。

(四国新聞・2020/11/03掲載)


レオマウィンターイルミネーション2020



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