高松市菊花展競技会(県菊友会など主催)が高松市玉藻町の玉藻公園で開かれており、愛好家が丹精込めて育てた色鮮やかな作品が来園者の目を楽しませている。16日まで。



 菊の栽培技術の向上などを目的に、開園以来続いている秋の恒例行事。65回目の今回は、会員24人の100作品、約600鉢を展示している。

 会場には、大菊12鉢を並べた組み花壇のほか、高さ50センチほどの福助菊や菊盆栽などの趣向を凝らした作品がずらり。大小さまざまな菊を組み合わせて空間を演出した総合花壇もあり、来園者は作品を一つずつ観賞しながら、写真に収めるなどしていた。

 4日には審査会があり、最高賞の農林水産大臣賞に水本静夫さん=坂出市府中町=の「盆栽花壇」が選ばれた。

(四国新聞・2020/11/12掲載)



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