小説「ピーターと星の守護団」を基に米国の劇作家リック・エリスが戯曲化した音楽劇「ピーター&ザ・スターキャッチャー」が、2021年1月13日、高松市のサンポートホール高松で上演される。名作「ピーター・パン」の前日譚(たん)として、後のピーター・パンとなる孤児の少年の冒険を描いているとあって、子どもから大人までわくわくしながら楽しめそうだ。4日から一般チケットの販売を開始する。


「ピーター&ザ・スターキャッチャー」のチラシ


 2012年に米ブロードウェーで開幕し、同年トニー賞で9部門にノミネートされ、5冠を取った人気作。今回は現代演劇の旗手の一人、ノゾエ征爾が演出を手掛けた。出演は入野自由、豊原江理佳、宮崎吐夢、櫻井章喜ら。

 物語の舞台はビクトリア朝時代の大英帝国。孤児院の院長によってネバーランド号に売られた少年が少女モリーと出会い、海賊たちと戦いながら壮大な冒険を繰り広げていくストーリー。彼がなぜ大人にならない永遠の少年「ピーター・パン」になったのか、その秘密が明らかになる。

 開演は18:00(開場は17:15、客席開場は17:30の予定)。会場は3階大ホール(1階席のみ)。入場料は全席指定で一般5千円ほか。問い合わせは高松市文化芸術財団 サンポートホール高松、電話087-825-5010。

(四国新聞・2020/12/04掲載)


ピーター&ザ・スターキャッチャー


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