観音寺市観光協会は年末年始に合わせ、市のシンボル、銭形砂絵「寛永通宝」(同市有明町)の夜間ライトアップを黄金色に似たオレンジ色に変更している。点灯時間は日没から22:00までで、期間は来年1月17日まで。


黄金色に似たオレンジ色にライトアップされた銭形砂絵「寛永通宝」=観音寺市有明町


 有明浜の白砂に描かれた「寛永通宝」は東西122メートル、南北90メートル、周囲345メートルの楕円(だえん)形。すぐ脇の琴弾山の山頂から眺めると、きれいな円形に見える。「見ると健康で長生きし、お金に不自由しない」との言い伝えがあり、ライトアップを通常の緑色から変更することで「金運・開運のまち 観音寺」をアピールする。

 山頂の展望台周辺は足元が暗く、同協会は見物の際には懐中電灯などの持参を呼び掛けている。

(四国新聞・2020/12/28掲載)



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