ミニＳＬ運行、映画上映…　商店街盛り上げよう　16、17日に坂出でイベント

　香川県坂出市の港町と大黒通りの両商店街で1月16、17日にイベント「さかいで100年ものがたり」が開かれる。地域住民らに親しまれている近くの境内で25年ぶりに護摩法要を執り行うほか、映画上映やミニＳＬの運行などを通じて市中心部を盛り上げる。

　両商店街は香川県坂出市本町と元町の約200メートル区間で、イベントは経営者らでつくる実行委が国の「Ｇｏ　Ｔｏ　キャンペーン」の商店街支援事業の採択を受けて初めて企画した。

　護摩法要は商店街近くの延命地蔵で両日13:00（受け付けは10:00）から実施。新型コロナウイルス感染症の収束や志望校合格、家庭円満などの願いごとを護摩木（1本100円）に書いてもらい、おたき上げを行う。

　映画は高松信用金庫の旧坂出支店を会場に35ミリフィルムで上映する。両日とも「男はつらいよ」（9:30から）「二十四の瞳」（12:00から）「喜びも悲しみも幾歳月」（14:40から）の3作品を予定。入場無料。作品ごとに観客を入れ替え、定員は各20人。

　子ども向けにはミニＳＬの乗車体験企画を用意している（無料）。

　問い合わせはさかいで100年ものがたり実行委の河合さん、電話090-6284-7225。

（四国新聞・2021/01/07掲載）

さかいで100年ものがたり