大ヒット漫画が原作のアニメ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の魅力を紹介する展覧会「TVアニメ『鬼滅の刃』全集中展」が9日、香川県高松市常磐町の瓦町FLAGで始まった。詰めかけたファンは、貴重な原画などに見入りながらアニメの世界観に浸っていた。21日まで。


主人公になりきって記念撮影する子ども=高松市常磐町、瓦町FLAG((C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable)


 展覧会は昨年7月から全国を巡回しており、中四国地方では初めての開催。

 会場には、登場人物を紹介するパネルやアニメの原画、主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)らが所持する刀を実寸大で再現したものなどを展示。主人公らが鬼と戦う際に使う呼吸法「全集中の呼吸」をスマートフォンを使って体感できるコーナーもあり、来場者が登場人物になりきって楽しんでいた。

 さぬき市の会社員の女性は「原画には色などの指定が書いてあり、間近で見られて感動した」と話していた。

 入場は混雑を緩和するため、日時指定の予約制で、1時間の入場者数を約160人に制限。土日祝日の前売り券はすでに完売しているという。

(四国新聞・2021/02/10掲載)

鬼滅の刃 全集中展


所在地
香川県高松市常磐町1-3-1
瓦町FLAG地下1階
開催期間 2/9(火曜日)~2/21(日曜日)

鬼滅の刃 全集中展



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