四国水族館(香川県宇多津町浜一番丁)でケープペンギンのひな1羽が誕生し、8日から、愛らしい姿をモニターを使って公開している。また、同日から新型コロナウイルス感染予防のため休止していたイルカプログラムなどを約3カ月ぶりに再開した。


誕生したケープペンギンのひな(四国水族館提供)

誕生したケープペンギンのひな(四国水族館提供)


 ケープペンギンのひなは2月16日にふ化し、その際の体重は80・3グラムだったが、今では500グラムを超え、順調に成長している。性別は不明。

 誕生を記念し、四国水族館は4月4日まで14:00ごろから10分間程度、イルカ棟1階のモニターを使って音声付きでひなの様子をライブ中継する。ふわふわの羽に覆われた姿や、力強い鳴き声を出しながら大きく口を開けて飼育員に餌を求めるしぐさが観察でき、担当者は「愛らしい姿をぜひ見に来て」と呼び掛けている。

 また、同館ではイルカプログラムと、飼育員が解説をしながらカワウソやアシカに餌を与える企画を8日に再開。イルカはジャンプがよりダイナミックになるなど、成長した姿を見ることができるという。イルカプログラムは11:00と13:00、15:00からの1日3回で、各回15分程度行う。

(四国新聞・2021/03/09掲載)

四国水族館


所在地 香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4 
営業時間 10:00~18:00
TEL 0877-49-4590

四国水族館



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