障害のある人が芸術家と一緒に取り組んだ表現活動の成果を紹介する展示会が、高松市常磐町の瓦町FLAG8階・市民交流プラザIKODE瓦町アートステーションで開かれている。施設の利用者が制作した絵画や陶芸などが並び、来場者の関心を集めている。14日まで。


障害のある人が芸術家と一緒に取り組んだ表現活動の成果を紹介した展示会=高松市常磐町、IKODE瓦町アートステーション


 芸術活動を通じて、障害者の感性や創造性を育もうと、市が2014年から取り組んでいる障害福祉サービス事業所に芸術家を派遣する「障がい者アートリンク事業」の一環。本年度は市内14施設の活動の様子を作品展示などを通して発信している。

 会場には、絵の具で彩色した布で仕立てたバッグをはじめ、張り子の動物や陶器の風鈴、ちぎった色紙を貼ってカラフルに装飾した箱など、個性あふれる力作がずらり。10、11日には、音楽やダンスに取り組んだ利用者のパフォーマンスを紹介した映像のオンライン配信も行われた。

 作品展示は10:00~18:00まで。入場無料。問い合わせは市障がい福祉課、電話087-839-2333。

(四国新聞・2021/03/12掲載)


IKODE瓦町


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