香川県仲多度郡まんのう町帆山の畑で、菜の花が見頃を迎えている。一面に広がる“黄色いじゅうたん”が田園風景を彩り、春らしさを演出している。


見頃を迎えている菜の花=香川県仲多度郡まんのう町帆山

見頃を迎えている菜の花=香川県仲多度郡まんのう町帆山


 菜の花は帆山地区の地元住民が、昨秋から3カ所計1ヘクタールで栽培。春は菜の花、夏はヒマワリが楽しめる「花街道」として、町の新たな観光資源にしようと取り組んでいる。町役場前の畑でも栽培を行っている。

 昨年10月末に種をまき、今月初旬から花が咲き始めたという。25日ごろに満開となり、4月上旬まで見頃が続く見込み。近くにはJR土讃線の線路があり、電車と菜の花を一緒に写真に収めることができることから、写真愛好家らの注目を集めている。

 育てている岩倉節夫さん(76)は「ミツバチやチョウも飛び交っていて、ほのぼのとした雰囲気になっている。ぜひ見に来てほしい」と話している。

(四国新聞・2021/03/20掲載)



関連情報