まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園でスイセンが見頃を迎えている。黄色や白色の花が春風に揺れ、さわやかな香りを漂わせている。


見頃を迎えているスイセン=まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園


 まんのう公園では「飛竜の花道」(3千平方メートル)で70品種20万本のスイセンを栽培。今年は今月初旬に開花した。

 黄色の花びらと、内側にあるオレンジ色の副花冠が特徴的な「ブラッケンハースト」や、ラッパ状に花をつける「アイスフォリス」などが咲き誇っている。楽しめるのは28日ごろまで。今後、「ヤングスター」や「ゴールデンレイン」などの遅咲きの品種も順次見頃となる。

 まんのう公園では5月9日まで「春らんまんフェスタ」を開催中。週末を中心にワークショップなどを開いているほか、現実の世界に架空の物体を映し出す拡張現実(AR)を活用したスタンプラリーも行っている。

(四国新聞・2021/03/25掲載)

国営讃岐まんのう公園



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