新型コロナウイルス禍の中、今年も花見シーズンが到来した。2月以降の陽気で県内の主な桜の名所では開花が早まり、金刀比羅宮(琴平町)が満開となったほか、栗林公園(高松市)や亀鶴公園(さぬき市)なども七分咲きに。来週半ばにかけて満開を迎える所が多く、県内では4月初旬まで見頃が続く。



 金刀比羅宮の境内はソメイヨシノなど約3500本の桜が満開に。大門から約150メートルにわたって石畳が続く「桜馬場」では、両側に並ぶ桜がピンク色のアーチを作り、参拝者を迎えている。

 花見スポットを管理する市町などはレジャーシートを使った宴会や人が密集するような行為の自粛を求めており、花見の際はマスク着用や人混みを避けるなどの対策を徹底して散策を楽しみたい。



(四国新聞・2021/03/27掲載)



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