改修のうどん会館、全面オープン　綾川の名物発信拠点に　産直やイチゴスイーツ専門店

　綾川町がリニューアルを進めていた道の駅滝宮（香川県綾歌郡綾川町滝宮）の複合施設「うどん会館」が28日、グランドオープンした。新たに、香川県内全域から野菜や果物などを集めて販売する産直市とイチゴのスイーツ専門店が開店。記念式典が開かれ、関係者が地域活性化の新たな拠点の完成を祝った。

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　うどん会館は、施設の老朽化などを受け、2019年9月から休業して改修工事を実施した。綾川は讃岐うどんの発祥の地とされているほか、香川県内有数のイチゴの産地であることから「うどんといちごの郷（さと）」としてPRする。

　昨年12月13日にプレオープンし、セルフうどん店や土産物ショップ、地元食材のレストランが営業を開始。この日は、香川県内2店舗目となる県農協直営の産直市「讃さん広場」と、洋菓子店などを展開する「ちきりや」（高松市）が運営するイチゴのスイーツ専門店「うふ、いちご。」がオープンした。

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　記念式典では関係者がテープカット。前田町長は「各店舗が個性と魅力を発揮することで、綾川のアンテナショップとして愛される施設となれば」とあいさつした。

　讃さん広場の売り場面積は約500平方メートル。香川県内全域から取り寄せた野菜や総菜などをそろえるほか、綾川町特産のイチゴ「さぬき姫」や香川県農協オリジナルの緑茶などの自家製ジェラートを販売。「うふ、いちご。」では、イチゴのプリンやケーキ、バウムクーヘンなど約40種類の商品を扱っている。両店とも開店直後から多くの家族連れらでにぎわい、野菜やスイーツなどを買い求めていた。

（四国新聞・2021/03/29掲載）

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道の駅　滝宮

うどん会館

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