端午の節句(5月5日)に合わせ、香川県などは、県産食材をふんだんに使ったちまきなどを今年も販売する。中華と和菓子のちまきに加え、白みそあんを包んだ「さぬきのかしわ餅」が新登場。香川県内の中華料理店や和菓子店などで13日から予約を開始しており、「香川の魅力が詰まったちまきやかしわ餅を食べ、新型コロナウイルスに負けず、健やかな成長を」とアピールしている。


「さぬきの和ちまき」(奥)、「さぬきまるごと中華ちまき」(手前右)と、新たに登場した白みそあんを包んだ「さぬきのかしわ餅」

「さぬきの和ちまき」(奥)、「さぬきまるごと中華ちまき」(手前右)と、新たに登場した白みそあんを包んだ「さぬきのかしわ餅」


 香川の食の魅力を発信する「かがわの食HAPPYプロジェクト」の一環。

 新登場のかしわ餅は、香川県産ブランド米「おいでまい」と古代米をブレンドした赤紫色の餅で和三盆糖と希少糖を加えた白みそあんを包み、あん餅雑煮を思い起こさせる味わいに仕上げた。和菓子店10店で販売。価格は各店で多少異なり、1個150円から。

 「さぬきまるごと中華ちまき」は、オリーブ夢豚やタケノコなど5種類の具材を使用。中国の言い伝えにある厄よけの意味を持つ五つの色に、各食材を見立てた。中華料理店など15店で扱う。1個648円。

 「さぬきの和ちまき」は、四つの菓子店がそれぞれ和菓子のちまきを考案。高瀬茶やイチゴなどを練り込んだり、おはぎ風に仕上げたりした。価格は1本280円から。5本セットは1490円など。

 いずれも数量限定で、予約の受け付けは5月4日まで。商品の引き渡しは今月30日~5月5日。新型コロナの感染症拡大抑止のため一部店舗は発送も行う。問い合わせは香川県県産品振興課・お電話 087-832-3385。

(四国新聞・2021/04/14掲載)


かがわの食HAPPYプロジェクト・さぬきのかしわ餅


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