香川県さぬき市大川町のみろく自然公園で、トキワマンサクが見頃を迎えている。紅色と白色の花が陽光に映え、散策などで訪れた人を楽しませている。


見頃を迎えて咲き誇るトキワマンサク=さぬき市大川町、みろく自然公園

見頃を迎えて咲き誇るトキワマンサク=さぬき市大川町、みろく自然公園


 トキワマンサクは、長さ2~3センチほどの細長い花が特徴の常緑樹。同じマンサク科のマンサクが落葉樹なのに対し、年間を通して葉をつけるため、常緑樹を意味する「常盤(ときわ)」の名が付けられているという。

 みろく自然公園では現在約700本が植栽されており、このうち、園南部に位置する「ときわまんさく並木」には約500メートルの散策路沿いに約500本が並んでいる。

 今年は3月上旬から少しずつ咲き始め、例年より1週間ほど早く見頃になった。みろく自然公園管理事務所は「4月いっぱいは花を楽しめるのでは」としている。

(四国新聞・2021/04/17掲載)


みろく自然公園



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