山野草と書、力作ずらり　さぬきで作品展

　香川県さぬき市寒川町の21世紀館さんがわで、山野草と書の作品が楽しめる展示会「筆あそびと山野草の寄せ植え展」が開かれており、来場者の興味を誘っている。16日まで。

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　筆あそびと山野草の寄せ植え展は、市文化協会加盟の寒川山野草同好会（河野儀高代表）が開催。寒川山野草同好会の男女6人が丹精を込めて育てた約120点を出展した。さぬき市津田町を拠点に活動する「まつかぜ遊び塾」（山下笑子代表）の塾生による書の作品約40点も併せて展示している。

　会場には、さまざまな種類の山野草を組み合わせて作られた寄せ植えの力作などがずらり。ピンク色の小さな花を咲かせたイワチドリなどが目を引いていた。書の展示では、塾生が好きな言葉を優しい筆遣いでしたためた作品が並び、訪れた人はじっくりと鑑賞していた。

　河野代表は「山野草の緑と心に響く書のコラボレーションを楽しんでいただければ」と話していた。

　入場無料。展示は9:00～17:00（16日は16:00まで）。問い合わせは21世紀館さんがわ、0879-43-0780。

（四国新聞。2021/05/14掲載）

21世紀館さんがわ

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