東かがわの男性「個展楽しんで」　油彩画と水彩画31点

　東かがわ市横内の珈琲＆ギャラリーパルコで、市内の男性による絵画の個展が開かれている。風景を中心とした油彩画と水彩画の力作が訪れた人を楽しませている。28日まで。

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　男性は東かがわ市引田の岡部文男さん（77）。40歳ごろから本格的に絵を始め、2年前に喉頭がんで声帯を手術して声が出せなくなってからも絵筆を握っている。珈琲＆ギャラリーパルコで個展を開くのは5回目で、今回は油彩画と水彩画合わせて31点を出展した。

　油彩画は、旅行で訪れた英国北部スコットランドのエディンバラ城や引田港、椅子に座っている女性など、過去10年間で描いたお気に入りの7点。水彩画はここ数年で仕上げた身近な風景などを題材とした24点が並び、山や棚田のほか、アジサイ、ハマボウなどの花を色彩豊かに描いた作品が目を引いている。

　筆談で取材に応じた岡部さんは「新型コロナの影響でなかなか出掛けることができない中、絵で楽しんでもらえればうれしい」とコメントした。

　展示は8:00～17:00（最終日は15:00まで）。土曜定休。問い合わせは珈琲＆ギャラリーパルコ、0879-24-2483。

（四国新聞・2021/05/18掲載）

珈琲＆ギャラリーパルコ

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