香川県さぬき市寒川町のギャラリー「夢茶房」で、写真展「JR 絶景撮り鉄の旅」が開かれている。市内の鉄道写真愛好家の男性が桜と列車を一緒に捉えた力作が、訪れた人を楽しませている。31日まで。


列車と桜を捉えた作品を撮影した末竹さん=さぬき市寒川町


 男性はさぬき市津田町の末竹和仁さん(77)。約20年前に一眼レフカメラを購入したのを機に、写真撮影を本格的にスタート。当初は花や人物などさまざまな被写体を撮ったというが、10年ほど前からは「鉄道が走る力強さ」などに魅せられ、“撮り鉄”になった。

 写真展は毎年この時期に開催。9回目の今回は「桜と列車」をテーマに12点を出展し、中四国各地でこれまで撮影した鮮やかに咲き誇る桜と列車を同時に収めた作品が並んでいる。

 末竹さんは「写真はできる限り花の盛りの時期に撮影した。列車と桜のコラボレーションを楽しんでいただければ」と話している。

 時間は9:00~15:00(31日は14:30まで)。水曜定休。問い合わせはギャラリー「夢茶房」、0879-43-6020。

(四国新聞・2021/05/19掲載)

ギャラリー「夢茶房」


所在地 香川県さぬき市寒川町石田西1811−3
営業時間 9:00~15:00(31日は14:30まで)
定休日 水曜日
TEL 0879-43-6020


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