外国人観光客らに日本での食事や食品購入などの際に役立ててもらおうと、高松市国際交流協会が、約400種類の食材を英語、中国語など6言語で表記したデジタルブック「にほんごたべものガイド」を作製した。高松市国際交流協会は「宗教上の理由による制限など、世界にはさまざまな食習慣や食文化がある。安心して楽しく食事が取れる手助けになれば」としている。



 料理の注文や買い物などの「食」にまつわる場面で、外国人観光客や留学生らをサポートしようと、高松市国際交流協会が作製した。

 「にほんごたべものガイド」は英語、中国語、韓国語、インドネシア語などを用意。野菜や魚、肉など18項目、計406種類について、漢字、平仮名、片仮名それぞれの表記や発音の仕方とともに、各言語での表記を記載。イラストを盛り込んで分かりやすさにも配慮したほか、カードに特定の食材名を書き込むことで食べられないものを伝えたり、食品への使用の有無を尋ねたりすることができる「表示カード」も用意した。

 高松市国際交流協会のホームページから無料でダウンロードできる。問い合わせは高松市国際交流協会、087-837-6003。

(四国新聞・2021/05/24掲載)


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