JR四国は、外国人利用者や障害者らへの情報発信を強化するため、多言語や音声で列車の運行状況を伝えるディスプレーを高松駅などに設置した。運行情報を分かりやすく伝え、利便性の向上を図る。


多言語で運行情報を表示するディスプレー


 ディスプレーは24インチのカラーモニターで、列車が遅れたり、運休したりしている場合に日本語のほか、英語や韓国語、中国語(簡体語、繁体語)計5カ国語で運行情報を表示。日本語と英語での音声案内を行う。

 高徳線や鳴門線、牟岐線などの計77駅に設置し、県内では高徳線の各駅計20駅に導入。1月から順次設置を進め、高松駅(高松市浜ノ町)には券売機コーナーとみどりの窓口に設置した。

 ディスプレーでは運行情報に加え、列車の位置情報をリアルタイムで確認できるようにしている。

(四国新聞・2021/05/25掲載)


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