JR高松駅(香川県高松市浜ノ町)のコンコースに6月1日から、香川県産食材を使った和洋菓子を販売する特設ブースがお目見えする。希少糖やさぬきの夢を使った大判焼きなどを扱い、気軽に食べられるメニューを通じて駅利用者らに香川の魅力を発信する。


JR高松駅コンコースで販売される大判焼きとクロワッサンバー

JR高松駅コンコースで販売される大判焼きとクロワッサンバー


 菓子は、希少糖やさぬきの夢のほか、三豊市仁尾町産のレモンや県内養鶏業者の卵を使用。大判焼きに加え、クロワッサンを食べやすいよう小さく棒状にしたクロワッサンバーも作った。

 和洋菓子を開発したのは、県内を中心に飲食店を展開する平井料理システム(高松市)。新型コロナウイルス感染拡大の影響で店の売り上げが減少する中、新たな収益を見込むとともに、仕入れ先である地元生産者を支援しようと、地元の食材を使った和洋菓子の販売を決めた。

 同社は今後、大判焼きなどを店のメニューに加えることも検討。新メニューの開発も続け、イベントや催事に出店する。

 高松駅での販売は6月1~9日と同16~23日の計17日間で、営業時間は11:00~20:00(9、23の両日は14:00まで)。同社の担当者は「気軽に買ってもらい、地元食材のおいしさを感じてほしい」と話している。

(四国新聞・2021/06/01掲載)

JR高松駅


所在地 香川県高松市浜ノ町 1-20


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