観音寺のご当地グルメにと、地元のまちおこし団体が展開している「天空の七宝鍋」などの「天空の七宝」シリーズに、そうめんが登場した。香川県観音寺市の乾麺製造販売の企業を中心に、市内の事業者がコラボレーションして商品化した。同シリーズで第7弾の商品。


観音寺市の企業がコラボレーションして発売した「天空の七宝讃岐そうめん」

観音寺市の企業がコラボレーションして発売した「天空の七宝讃岐そうめん」


 そうめんを製造するのは、創業100年を超す合田照一商店。イヅツみその白みそ、土緑家(どりょくか)のロメインレタスを使い、地域色豊かな味に仕上げた。

 商品名は「天空の七宝讃岐そうめん」。そうめん300グラム(3食)のほか、白みそ仕立てで伊吹いりこの風味がする「天空の七宝スープ」50ミリリットル、麺つゆ、低温乾燥させたロメインレタスが入っている。

 お勧めの食べ方はぶっかけそうめん。天空の七宝スープと麺つゆを水と混ぜ合わせてそうめんつゆを作る。そうめんを約3分ゆでる間にロメインレタスを湯で戻し、ゆで上がって水洗いしたそうめんにトッピング。好みの具材や調味料を加えて味わう。そうめん以外に、にゅうめんにしても楽しめる。

 合田照一商店は「銭形マルシェ(観音寺市)の支援で、地元の事業者が協力して実現した商品。ロメインレタスは夏場に収穫できないので、乾燥させたものを使っている」としている。

 希望小売価格は500円。販売者は地域商社のせとうちイート(観音寺市)で、合田照一商店のほか、アオハタ鮮魚店(観音寺市)、道の駅とよはま(観音寺市)などで1日から販売している。

(四国新聞・2021/06/20掲載)


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