香川県高松市の屋島山上県木園で音楽劇を楽しむイベント「屋島山上オープンスカイシアター『青い鳥と赤い猫~奇妙な旅の果てのはて?~』」が、8月5日から9日まで開かれる。音楽や喜劇などのパフォーマーがコラボレーションして新作の音楽劇を初公開。瀬戸内の夕暮れの中で笑いと感動の舞台を届ける。チケットは15日正午から販売する。


8月に開くイベント「屋島山上オープンスカイシアター」の出演者。左上から時計回りに「toRmansion」、「せせらぎ」、「チャラン・ポ・ランタン」


 音楽イベントなどを企画・制作する一般社団法人「街角に音楽を@香川」が主催。新型コロナウイルス感染症の影響で多くの催しが中止となる中、開放的な場所で非日常を楽しんでもらおうと初めて企画した。

 今作ではこれまでの「たかまつ大道芸フェスタ」で人気を集め、国内を中心に活躍する3組が出演。アコーディオンと歌の姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」と、4人組パフォーマンス集団「toRmansion(トゥーアールマンション)」がジャンルを超えて共演、チャラン・ポ―のシャンソンなどをベースにした演奏に合わせて観客をひとときの旅にいざなう物語を紡ぎ出す。会場では羊を模した足長パフォーマー「せせらぎ」も来場者を出迎える。

 国の新型コロナ感染防止ガイドラインなどに沿って実施。同法人は「大人も子どもも楽しめる、他では見られないファンタジックなステージ。生の音楽とパフォーマンスで自由に心を遊ばせてほしい」と来場を呼び掛けている。

 上演時間はいずれの日も19:00から20:30まで(18:00開場)。観覧希望者は、同法人のホームページなどから事前にチケットを購入する。料金はフロント席(前から3列目まで)3000円、一般席2000円。当日はチケットにあるQRコードをスマホ画面か、パソコン画面を印刷した紙で会場スタッフに提示する。

 車での来場者は駐車料金が必要。イベント期間中はことでん屋島駅から臨時バスを運行する。チケットの問い合わせは事務局087-834-0755。

(四国新聞・2021/07/15掲載)



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