古典演劇の魅力若者に リトルウィング30周年公演 8月8日・高松
香川県高松市を拠点に活動する表現集団「パフォーマンスカンパニー リトルウィング」(代表・山本育代)による結成30周年記念公演が8日、香川県高松市サンポートホール高松で開かれる。16世紀後半から17世紀にかけて活躍した英国の劇作家シェークスピアの「ロミオとジュリエット」の上演を通して、古典演劇の魅力を若い世代に届ける。
リトルウィングは演劇を通じて人材育成や地域振興を図ろうと1990年に結成。現在は3歳から50代の約30人が所属し、年間に1度の公演を開いている。
記念公演のプログラムは2部制。1部は、リトルウィングの未就学児クラスの生徒が歌やダンスを披露するほか、リトルウィングにゆかりのある県内の小学校、バレエ教室、フラメンコスタジオの4団体が登場。日ごろの研さんの成果を発表する。
2部は、長年対立する家にそれぞれ生まれたロミオとジュリエットの悲恋をミュージカル形式で演じる。メインキャストは原作の年齢設定に近い高校生で固め、観客には等身大の物語をおよそ15曲の楽曲と併せて味わってもらう。脚色は元琴平高校長の山本恵三が担当。原作を生かしつつ、一部のせりふなどを若者に分かりやすい表現に改めたという。
公演は2020年の開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期されていた。
14:00開演。入場料は2千円(前売り1800円)。公演の様子は動画配信サービスで25日から有料配信を予定。問い合わせはリトルウィング、電話087-868-7535。
(四国新聞・2021/08/05掲載)
パフォーマンスカンパニー リトルウィング 結成30周年記念公演
会場 | サンポートホール高松 (香川県高松市サンポート2−1) |
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開催日時 | 2021年8月8日(日) |
料金 | 前売り 一般1800円、ペアチケット(2名)3200円/当日 一般2000円 |
TEL | 087-868-7535(リトルウィング) |