満濃池修築1200年記念 限定御朱印を授与 まんのう・神野寺
香川県仲多度郡まんのう町神野の四国別格20霊場17番札所・神野寺(片山義裕住職)は、まんのう町の満濃池の修築1200年を記念した御朱印を授与している。
満濃池は大宝年間(701~704年)に創築されたと伝えられる。洪水などで何度も堤防が決壊し、821年には国から派遣された弘法大師空海が修築工事を行った。
神野寺は同年、池を守るために建立されたといわれており、修築1200年を祝うとともに、2023年の空海生誕1250年に向けて機運を盛り上げようと御朱印の授与を企画した。
御朱印は、空海が工事の安全祈願をしている様子を描いた絵や、池のありがたさについて詠んだ歌をデザイン。中央には参拝した日付を書いてもらえる。片山住職は「御朱印が、池のことを詳しく知ってもらうきっかけになれば」と話している。
1枚500円で、郵送での授与にも対応している。問い合わせは神野寺0877-75-0875。
(四国新聞・2021/08/23掲載)