「天空の七宝」シリーズ第9弾 カップラーメン登場 観音寺の事業者がコラボ
香川県観音寺のご当地グルメにと、地元のまちおこし団体が展開している「天空の七宝鍋」などの「天空の七宝」シリーズに、カップラーメンが登場した。スープは伊吹いりこの風味がする白みそベースのみそラーメン。食べる途中に黒マー油を入れることで味を変化させる「味変」ができ、2種類の味を楽しめる。
シリーズ第9弾で、商品名は「天空の七宝 讃岐らーめん」。イヅツみその白みそを使い、具材は土緑家(どりょくか)の低温乾燥させたロメインレタス、志満秀のえびせんべいなど。麺は紀州屋のノンフライ麺を採用した。販売者は道の駅とよはま(香川県観音寺市)を運営する銭形マルシェ。
麺はストレート細麺で、スープは健康志向に配慮して塩分やカロリーを抑えており、黒マー油を加えることで白みそのまろやかな味にコクが出る。
「天空の七宝」シリーズでは初めてクラウドファンディングを行って商品開発。道の駅とよはまの白井秀樹駅長は「麺にもスープにもこだわった。黒マー油でいりこ味がどう変わっていくかを楽しんでほしい」としている。
希望小売価格は540円。道の駅とよはまのほか、アオハタ鮮魚店(香川県観音寺市)、JIJIキッチン(香川県三豊市)、マックスバリュ西日本(広島県広島市)のマルナカの一部店舗などで販売している。
(四国新聞・2021/09/24掲載)