JR四国は、観音寺市、観音寺信用金庫(香川県観音寺市)と連携して観音寺の名所を巡り、食を楽しみ、農産物の魅力を学ぶ日帰りツアー「ロメインレタスと豊稔池堰堤(えんてい)」を11月4、5の両日に開催する。「ロメインレタス日本一を誇る観音寺市の大野原とは?」をテーマに、ロメインレタスが代表的な特産品になった経緯やヨーロッパの古城を思わせる豊稔池堰堤の築造の背景を解き明かす。

 JR四国が地域との協働で潜在的な観光資源を発掘し、旅行商品として展開している「四国家のお宝」シリーズのツアーで、昨年の同時期に初めて企画したところ、すぐに満席となり、地域挙げてのおもてなしが好評だったことから再び設定した。

 観音寺市大野原町のロメインレタスの産地を訪ねて生産者から話を聞くほか、コンクリート製の草創期のダムでマルチプルアーチ式の豊稔池堰堤を「五郷里づくりの会」の案内で見学する。

 昼食はロメインレタスなど地元の食材を使った「天空の七宝鍋」。途中、古民家レストランで観音寺信用金庫からお接待があり、観音寺市も土産品をプレゼントする。

 旅行代金は四国内の発着駅によって異なり、高松駅の場合、1人当たり大人1万4200円、子ども1万3200円。募集人数は各日20人。

 申し込み、問い合わせはJR四国旅の予約センター087-825-1662。インターネットでも受け付ける。

(四国新聞・2021/10/06掲載)


【四国家のお宝】ロメインレタスと豊稔池堰堤(JR四国ツアー)


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