双子トラすくすく　しろとり動物園　赤ちゃん公開　１頭はホワイトタイガー

　香川県東かがわ市松原のしろとり動物園で、ベンガルトラの双子の赤ちゃんが生まれた。うち1頭は白い個体のホワイトタイガーで、園では3年ぶりの誕生。既に2頭とも一般公開されており、愛らしい様子が来園者を魅了している。

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　双子は今年9月11日、園で飼育されている雄のアラン（5歳）と雌のシュガー（4歳）の間に生まれた。一般的な茶色の個体は雄で「ムク」、ホワイトタイガーは雌で「ハク」と名付けられた。

　ホワイトタイガーはベンガルトラの白変種で、白い毛や青い目が特徴。両親の毛色は茶色だが、アランの父、シュガーの母はそれぞれホワイトタイガーで、今回は白い個体が生まれる可能性があったという。ハクの誕生により、園で現在飼育されているホワイトタイガーは3頭になった。

　ムクとハクは、いずれも体長約20センチ、体重750～800グラムで生まれた。10日後からは人工保育に切り替え、ミルクを飲んですくすくと成長。今では約40センチ、3キロほどにまで大きくなった。

　園は今月11日から入り口近くの飼育スペース「赤ちゃんハウス」で2頭を一般公開。仲良く寄り添って寝たり、よちよちと歩いたりする姿が見られ、来園者から好評という。赤ちゃんハウスでの公開は当面続く見込み。

　松村一史副園長は「かわいらしい姿を楽しんでほしい。来年の干支（えと）は寅（とら）なので、写真に収めて年賀状としても使ってもらえたら」と話している。

（四国新聞・2021/10/14掲載）

しろとり動物園

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しろとり動物園

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