酒造メーカーの西野金陵(香川県琴平町)が製造する「煌(きらめき)金陵 純米大吟醸」が今年、海外で開かれた日本酒コンクールで特別金賞1個、金賞1個を獲得した。国内でも金賞1個を受賞しており、同社は「清酒金陵の長い歴史で金賞3冠は初。海外市場で広く知ってもらう機会になれば」としている。


「煌金陵」を手に笑みを浮かべる酒井史朗製造課長(左)と前田良平工場長=香川県多度津町、西野金陵多度津工場

「煌金陵」を手に笑みを浮かべる酒井史朗製造課長(左)と前田良平工場長=香川県多度津町、西野金陵多度津工場


 特別金賞に輝いたコンクールは、スペイン政府公認の「CINVE2021」日本酒部門で、初出品での受賞となった。金賞に選ばれたコンクールは、フランスで開かれた「Kura Master2021」純米大吟醸部門と、東京で開かれた「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021」プレミアム大吟醸部門。

 「煌(きらめき)金陵 純米大吟醸」は兵庫県産の山田錦を100%使用。精米歩合35%で、発酵期間を通常より長くする「低温長期発酵」を用い、クリアで上品な味わいに仕上げた。

 価格(桐箱入り)は1・8リットル瓶で1万1千円、720ミリリットル瓶で5500円。アルコール度数は16度以上17度未満。全国の小売店や同社のオンラインストアなどで購入できる。

(四国新聞・2021/10/15掲載)


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