功績、末永く顕彰 JR高松駅前にゴールドポスト
金メダルを獲得した宇山賢選手の功績をたたえ、香川県高松市浜ノ町のJR高松駅前に14日、ゴールドポストがお目見えした。除幕式に参列した宇山選手は「印象深いものを残していただいてありがたい」と喜びを語った。
東京五輪の日本人金メダリストゆかりの地の郵便ポストを金色に塗り替えるプロジェクトで、東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局と日本郵便が共同で実施。今回が全国2例目で、四国では初めての設置となった。
日本郵便の安達章四国支社長は「四国の玄関口の素晴らしい場所に設置できてうれしく思う。宇山選手の功績を末永く伝えたい」とあいさつ。ポストには金メダリストの名前などを刻んだプレートが取り付けられており、宇山選手は「ぜひ、待ち合わせ場所にしてもらえたら」と笑顔で話した。
全国1例目は、ソフトボールで金メダルをつかんだ山田恵里選手(デンソー)の地元の神奈川県藤沢市にある御所見郵便局前ポスト。
(四国新聞・2021/10/15掲載)