今年はイタリアン、フレンチが仲間入り―。香川県中華料理生活衛生同業組合(高照恵理事長)は、うどん用香川県産小麦・さぬきの夢を皮に使った「讃岐餃子(ぎょうざ)」の販売キャンペーンを今年も11月から実施する。昨年参加した中華料理店など17店のほか、新たにイタリア、フランス料理など4店が参加。オリジナルギョーザを提供し、新たな香川のご当地グルメとして定着を目指す。来年2月12日まで。


新たにキャンペーンに参加する4店舗の「讃岐餃子」

新たにキャンペーンに参加する4店舗の「讃岐餃子」


 讃岐餃子は、県産食材を使った餡(あん)をさぬきの夢をブレンドした皮で包み、もちもちとした食感が特徴。香川の新たな食文化にしようと、「かがわの食HAPPYプロジェクト」の一環として香川県中華料理生活衛生同業組合が企画した。

 2年目の今回、新たにキャンペーンに参加するのは4店舗。イタリア料理店「Knocking kitchen」(高松市)は、ホウレンソウを練り込んだ皮で県産の牛モツや大豆を包み、新感覚のギョーザに仕上げた。焼肉やしま(高松市)は、生地に黒ニンニクを混ぜた水ギョーザを提供する。

 休暇村讃岐五色台(坂出市)では、隠し味にうどんのだしを加え、ワサビマヨネーズなどで味わう「モーニング餃子」が朝食ビュッフェに登場。カフェ&レストラン「ヴァン」(高松市)では、フレンチ風のスープギョーザなどを12月限定で楽しめる。

 期間中、参加店で讃岐餃子3食分を注文すれば、5千円分のディナー券などが当たる。26日に香川県庁で会見した高理事長は「新型コロナウイルスの影響で冷え込む飲食業界を盛り上げるきっかけになれば。各店の工夫が詰まったギョーザを楽しんで」と話した。

(四国新聞・2021/10/27掲載)


かがわの食HAPPYプロジェクト


香川県中華料理生活衛生同業組合


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