青色映えるお茶いかが バタフライピー育て加工 三豊住民団体が発売
三豊市の住民団体「まちづくり推進隊高瀬」は、鮮やかな濃い青色のバタフライピーの花を使ったハーブティー「バタフライピーティー」を発売した。香川県三豊市高瀬町の畑でバタフライピーを本格栽培し、高瀬茶業組合が加工した。
バタフライピーはタイ原産のマメ科の植物。ポリフェノールの一種で眼精疲労などに効果があるとされるアントシアニンを豊富に含む。青色のバタフライピーティーにレモンやライムを入れると、色が紫に変化し、見た目でも楽しめる。
まちづくり推進隊高瀬は昨年初めて、栽培したバタフライピーを原料にバタフライピーティーを商品化。今年は規模を拡大して約30株を植えた。夏以降に直径5センチほどの花を次々と咲かせ、メンバーが収穫作業に励んだ。
花は天日干しした後に食品乾燥機で乾燥。萼(がく)を外して粉末にした上で、オリジナルのハーブをブレンドし、甘味料のステビアを加えた。
商品は「あまめ」「あまさひかえめ」「レモングラス」の3種類を用意。ティーバッグ5個入りで500円。高瀬茶業組合などで取り扱い、オンラインでも販売している。問い合わせはまちづくり推進隊高瀬0875-73-3410。
(四国新聞・2021/11/18掲載)