三豊市は10日、「天空の鳥居」として知られる高屋神社本宮(香川県観音寺市高屋町)へ向かう林道豊中七宝山線について、岩石の崩落の恐れがあるとして実施している通行止めを13日午前9時に解除すると発表した。通行止めは8月14日から続き、観光などに影響が出ていたが、修復工事が完了し、約4カ月ぶりに復旧する。

 市などによると、林道では8月に大雨と地震でそれぞれ落石が発生。現地調査で林道沿いの4カ所で崩落の危険があることが分かり、のり面にモルタルを吹き付ける工事を実施した。復旧事業費は約400万円。

 通行止め解除に伴い、土日などに高屋神社本宮と観音寺市中心部を往復していた民間事業者4社のシャトルバスは18日から運行を再開する。

(四国新聞・2021/12/11掲載)

高屋神社本宮



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