先端楽器と大水槽コラボ 薮井佑介ナイトコンサート 大みそか夜、四国水族館
最先端の電子楽器奏者として活躍する薮井佑介(35)=岡山市=のナイトコンサート「サウンド・スペース~水と命の物語~」が31日、香川県宇多津町浜一番丁の四国水族館で開かれる。無数の回遊魚が泳ぐ大水槽をバックに音楽パフォーマンスを繰り広げ、大みそかの夜に特別なひとときを提供する。
薮井は、指のタッチで自在に音色を変化させることができる次世代鍵盤楽器「Seaboard(シーボード)」の奏者。世界の音楽に日本独自の楽器音やリズムを融合させるスタイルで国際的に活躍している。これまで城や神社など歴史的建造物とのコラボレーションも行ってきた。
コンサートは四国水族館1階にある太平洋の回遊魚を紹介する大水槽「綿津見の景」の前で実施。Seaboardに加え、拡張現実(AR)の技術を用いた楽器などを1人で操り、浦島太郎伝説や志度寺(さぬき市)にまつわる「海女の玉取り伝説」をモチーフにした創作曲を披露する。
薮井は「国内ではまだ珍しい最先端電子楽器の世界を四国の皆さんにも楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
18:30と20:30開演。入場料は一般4千円ほか。終演後、退場時間まで本館棟1階展示エリアを観覧可能。問い合わせはエレクトロニック・ミュージック・ラボ実行委、電話090-5267-0095。
(四国新聞・2021/12/27掲載)
薮井佑介 サウンド・スペース〜水と命の物語〜
開催日時 | 2021/12/31(金)18:30~、20:30~ |
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開催場所 | 四国水族館 〒769-0201香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4 |
入場料 | 一般(中学生以上)4000円、こども2500円 |
TEL | エレクトロニック・ミュージック・ラボ実行委員会 090-5267-0095 |