かがわの食HAPPYプロジェクト実行委と香川県は12日、節分に合わせて販売する恒例の新作恵方巻き「さぬきまるごと恵方巻~七(セブン)~」を発表した。今年は初の細巻きタイプで、オリーブ地鶏や讃岐さーもん、県オリジナル品種のアスパラガス「さぬきのめざめ」などの地元食材を使った7種類の細巻きをセットで販売する。スイーツの「さぬき恵方ロール」にも七つの味わいの細巻きが新登場。同日から飲食店や百貨店で予約の受け付けを始めた。


オリーブ地鶏や讃岐さーもん、アスパラガス「さぬきのめざめ」などの香川県産食材を使った細巻きタイプの「さぬきまるごと恵方巻~七~」

オリーブ地鶏や讃岐さーもん、アスパラガス「さぬきのめざめ」などの香川県産食材を使った細巻きタイプの「さぬきまるごと恵方巻~七~」


 恵方巻きの取り組みは、県産食材をPRするため県調理師会の協力を得て2013年にスタート。七福神にちなみ、七つ以上の県産食材を使用している。恵方ロールは、県洋菓子協会や県菓子工業組合などに加盟する計17社が参加し、それぞれオリジナルメニューを考案した。

 「さぬきまるごと恵方巻~七~」にはオリーブ地鶏などのほか、赤ダイコン、卵の黄身のみそ漬け、地ダコ、ニシ貝を使い、畜産物や魚介、野菜をバランス良く取り入れた。例年の太巻きより食べやすいサイズで、県県産品振興課は「香川の食材の食べ比べを楽しんでほしい」としている。セット販売のほか、単品でも購入できる。


香川県産イチゴやミカンを使った一口サイズの「さぬき恵方ロール」

香川県産イチゴやミカンを使った一口サイズの「さぬき恵方ロール」


 恵方ロールの細巻きは洋菓子店2店がそれぞれ考案。県産イチゴやミカン、サツマイモなどを使った一口サイズのロールケーキを7個セットで販売する。他の店舗も旬のフルーツがたっぷり入ったロールケーキなどを用意している。

 恵方巻きは今年の新作を含め全21種類で計4千本、恵方ロールは全17種類で計3500本の販売が目標。予約は2月1日までで、各店に直接問い合わせる。各店のメニューや価格、引き渡し日、問い合わせ先は同実行委のホームページ〈https://www.kensanpin.org/umaimon/〉で確認できる。

(四国新聞・2022/01/13掲載)


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