学問の神様・菅原道真を祭る滝宮天満宮(香川県綾歌郡綾川町滝宮)で、梅の花が見頃となっている。白や薄紅色のかわいい花が、参拝客らの目を楽しませている。


見頃を迎えた滝宮天満宮境内の梅

見頃を迎えた滝宮天満宮境内の梅=香川県綾川町滝宮


 梅は道真が幼い頃からこよなく愛した花として知られる。和歌に数多く詠んだということもあって、天満宮の神紋にも用いられている。

 同宮によると、境内には南高梅を中心に約120本の梅の木がある。今年は1月末ごろから徐々に花がほころび始めたが、寒さや乾燥などの影響で例年に比べ開花状況が1週間ほど遅れ、3月入ってようやく最盛期を迎えた。

 直径1~2センチほどの愛らしい大きさの花が境内を彩っており、見頃は10日ごろまで続く見通し。

(四国新聞・2022/03/07掲載)



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